2007.07.20 (Fri)
踊る結婚式(1941 米)
劇場主コートランド(ロバート・ベンチリー)は15年目の結婚記念日を迎えたが、自分ではすっかり忘れていた。運転手に連れられてきた宝石店で買ったのは、妻ジュリアではなく、最近お気に入りの劇場の踊り子シーラ(リタ・ヘイワース)へのブレスレット「“愛しのシーラへ”と彫ってくれ」。
しかし当のシーラはむしろ著名な振付師ロバート(フレッド・アステア)に興味がある。シーラはコートランドに呼ばれブレスレットを渡されるがそっと返し、たまたまやって来たジュリアがそれを見つけてしまう。コートランドはとっさに「ロバートがシーラに贈るのを代わりに買ってきた」と嘘をつくが、ジュリアはお見通しで離婚をほのめかす。慌ててロバートを呼びつけたコートランドは嘘を真にすべく、ロバートにシーラをデートに誘えと命じる。
早速その晩、ロバートは一席打つが、シーラは嘘にすぐさま気付き中座する。しかし翌朝、たまたまその場に居合わせた記者によって“熱愛発覚”の記事が新聞に載ってしまう。互いに相手が仕返しに記事をリークしたと思いこむシーラとロバート。シーラの家を訪ねたロバートは、そこで「妹をもてあそんだな」とシーラの兄と叔母に責められ、思わず逃げ出してしまう。
実はこの“兄”はシーラの親しい男友達トム(ジョン・ハバート)で、3人は逃げ出すロバートに大笑い。そうとしらずコートランドのもとに逃げ帰ったロバートは、徴兵通達が来ていることから「これで厄介事から逃げられる」と引き留めるコートランドを振り切って検査に行き、なんとか合格。踊り子たちの盛大な見送りを受けつつ、任地であるウィンストン基地へ向かった……。
思う存分、フレッド・アステアが楽しめる。台詞も歌詞もない、ひたすらな踊るシーンが3つはあった(^_^) 軽快なステップ、あの細身の身体が軽やかに舞うのは美しい。
話自体は年代もあって、古典的なつくり。舞台が軍隊に移ることで、目新しさを狙ったかと思われるが、そこはどこへ行ってもフレッド・アステア、変わらない。
シーラが“仕組まれたこと”に敏感で、そんなに馬鹿じゃないところを見せるものの。一段進むと結局は勘違いで仲違いなのはご愛敬。ラブストーリーとしては感情の行き来が少ないのは難点か。いったい、トムはどうしたのさ〜(^_^;)
とにかくフレッド・アステアを楽しむ映画
2007.07.11 (Wed)
うつくしい人生(1999 仏)
ニコラ(エリック・カラヴァカ)はその夜、恋人ポーリーヌにプロポーズし、彼女に結婚する気がないのを知った。家に帰れば、農場兼牛牧場を営む父マルクと祖父ノエル(ジャック・デュフィロ)が気まずくなっていた。ニコラは漠然と、変わり映えのしない農場での暮らしから逃げて家を出ることを思い描いている。ノエルは笑う「わしも同じだった。山から出て、ここへ来た。それからただ歳を取った」その夜、新しい子牛が生まれた。
家業の実権は今や父が握るが、経営はかなり厳しい。母は父が飲む精神安定剤の量が増え、行動が不安定なのを案じていた。それでも一人にすることに不安を持ちつつ、家計のために働きに出ることに。そんな母に、ニコラは「ぼくがいる」と言うが、母はうろんげで、ニコラは反発する。妹パティも口論の絶えない家にうんざりし、兄と同じように家を出ることを夢見ている。
作付けのための仕入れや機器の修理のためにマルクと出掛けたニコラは、初めて父の弱音を聞く「農場以外にも、お前には生きる道がある」
遂に父は首を吊る。発見したのは夜遊びから帰ってきたニコラだった。その懐から、行政の狂牛病に関連した牛の処分命令が出てきた。ノエルは悲しみを避けるように正気を失った。葬式から戻ると、搾乳されない牛たちが鳴き声を上げていた。搾乳しても買い手がない牛乳は、下水に流して捨てるしかない。
処分のために牛が車に乗せられていく。鞭で追われ、悲しげな声を響かせるのを、ニコラと母は黙って、ノエルは動揺した顔で、それぞれ眺めている。この叫びを聞きたくなくて、パティは隠れてしまった。ニコラが「終わった」と声をかけると、パティは最近生まれた子牛にミルクを上げていた。黙ってそれを見逃すニコラ……。
2007.07.06 (Fri)
エバー・アフター(1998 米)
グリム兄弟は招かれ、フランス王家の夫人を訪ねた。夫人は彼らの著した「灰かぶり姫」の話に異議があるという。確かにペローの書いた「シンデレラ」とは違う、と言う兄弟は、ふと、置かれたある美しい肖像に目を留めた。夫人はその女性はダニエルという名だと言い、美しい靴を取り出した。まさか本当にあった話、と驚く兄弟に、そして夫人は語り始める「昔々あるところに……
田舎の屋敷で一人暮らす幼いダニエル、今日は久し振りに父オーギュストが帰ってくる日だ。父は新しい母ロドミラ(アンジェリカ・ヒューストン)と、その娘二人マルガリートとジャクリーヌを連れてきた。しかしその翌朝、オーギュストは急死する。ダニエルに「愛してるよ」と言葉を残して。それを見つめ、夫の死を悲しむロドミラ。
数年後。ロドミラと娘たちは散財三昧、屋敷の品物は次々消えて借金は増える一方。ダニエル(ドリュー・バリモア)は召使いとして扱われていたが、あまり不遇感はなく、むしろ自由な身を楽しんでいた。
ある日、野原にいたダニエルは見知らぬ青年が屋敷の馬に乗って走っているのを見かける。咄嗟に“馬泥棒”と思ったダニエルは林檎を投げつけ、青年を落馬させる。駆けつけたダニエルはびっくり、それはフランス王子ヘンリー(ダグレイ・スコット)だった。平謝りするダニエルに、ヘンリーも「この事を黙っていれば罪には問わない。口止め料だ」と銀貨を渡して去っていく。
そして隊列に戻ったヘンリーだったが、その隊列に盗まれた絵を取り戻してくれと懇願している老人に出会う。首尾良く取り戻した絵は“モナ・リザ”、その老人が名高いダ・ヴィンチだというのに驚き、喜ぶヘンリー。
その頃、ダニエルは豪華なドレスに着替えていた。手に入った銀貨で囚人となった使用人を救おうというのだ。貴族のふりをした計画は、しかし巧くいかず、居合わせたヘンリーの助言で成功する。ヘンリーが、父の形見であるトーマス・モアの『ユートピア』を読んでいたことに喜んだダニエルだったが、そこに語られていた農民の苦しみを一顧だにしない傲慢なヘンリーの態度を叱りつけることに。貴族の娘と見たヘンリーは興味を持って名を尋ねたが、ダニエルは“ニコール・ド・ランクレー伯爵夫人”と名乗って去った……。
田舎の屋敷で一人暮らす幼いダニエル、今日は久し振りに父オーギュストが帰ってくる日だ。父は新しい母ロドミラ(アンジェリカ・ヒューストン)と、その娘二人マルガリートとジャクリーヌを連れてきた。しかしその翌朝、オーギュストは急死する。ダニエルに「愛してるよ」と言葉を残して。それを見つめ、夫の死を悲しむロドミラ。
数年後。ロドミラと娘たちは散財三昧、屋敷の品物は次々消えて借金は増える一方。ダニエル(ドリュー・バリモア)は召使いとして扱われていたが、あまり不遇感はなく、むしろ自由な身を楽しんでいた。
ある日、野原にいたダニエルは見知らぬ青年が屋敷の馬に乗って走っているのを見かける。咄嗟に“馬泥棒”と思ったダニエルは林檎を投げつけ、青年を落馬させる。駆けつけたダニエルはびっくり、それはフランス王子ヘンリー(ダグレイ・スコット)だった。平謝りするダニエルに、ヘンリーも「この事を黙っていれば罪には問わない。口止め料だ」と銀貨を渡して去っていく。
そして隊列に戻ったヘンリーだったが、その隊列に盗まれた絵を取り戻してくれと懇願している老人に出会う。首尾良く取り戻した絵は“モナ・リザ”、その老人が名高いダ・ヴィンチだというのに驚き、喜ぶヘンリー。
その頃、ダニエルは豪華なドレスに着替えていた。手に入った銀貨で囚人となった使用人を救おうというのだ。貴族のふりをした計画は、しかし巧くいかず、居合わせたヘンリーの助言で成功する。ヘンリーが、父の形見であるトーマス・モアの『ユートピア』を読んでいたことに喜んだダニエルだったが、そこに語られていた農民の苦しみを一顧だにしない傲慢なヘンリーの態度を叱りつけることに。貴族の娘と見たヘンリーは興味を持って名を尋ねたが、ダニエルは“ニコール・ド・ランクレー伯爵夫人”と名乗って去った……。
2007.06.20 (Wed)
女はみんな生きている(2001 仏)
エレーヌ(カトリーヌ・フロ)は、ポール・ヴィダル(ヴァンサン・ランドン)の妻として生きてきた。ポールは自己中心的で仕事人間。年に一度パリに出てくる母に会うのも拒み、やっと渋々短時間お茶を飲んで孤独に過ごさせる。それをエレーヌも黙認していたが、エレーヌもまた、息子ファブリス(オレリアン・ヴィイク)とそのパートナー、フロランスからそういう扱いを知らず受けていた。
ある夜、夫婦が車で出掛けた時、夜道で血だらけの若い娘(ラシダ・ブラクニ)が助けを求めて走ってきた。しかしポールは車のドアロックをかけてこれを拒否。彼女が殴られ蹴られするのに、せめて救急車を呼ぼうとするエレーヌでさえ「厄介事は御免だ」と止めた。彼女の怪我の状態よりも、フロントグラスに付いた血痕の方がポールは気になったのだ。
翌日、エレーヌは彼女のことが気にかかって病院へ行き、意識不明の重態であり、助かっても後遺症があるかもという状態だということを知る。勤務を休んで付きっきりで看病していると、不審な男たちが彼女を訪問することに気付く。あの夜の襲撃者だと気付いたエレーヌは、逆に男を殴り倒して警察に通報する。男たちは彼女に何か書かせようとしているらしいのだ。
一方、ポールの生活はたちまち破綻して、家はひどい状態に。同じ頃、ファブリスもフロランスに愛人シャルロットとの浮気がばれる。フロランスに住んでいるアパートをめちゃくちゃにされたファブリスは実家に戻り、男二人の生活に。しかしそこへシャルロット、続いてフロランスが転がり込んでくる。ファブリスがトラブルを避けて一人で行動する間に、意外に仲良くなっていく女二人。
そんな頃にエレーヌが、徐々に快復してきた彼女ノエミ・トツカに一安心して帰宅した。しかしファブリスと話していた時、つい先頃に病院と交わした会話を思い出す。身寄りがないと聞いていたのに、叔父がノエミを散歩に連れ出すと言っていたのだ。
エレーヌの読みは的中し、組織の人間がノエミを拉致しようとしていた。慌てて病院に駆けつけたエレーヌは、その近くで連れ去られようとするノエミを発見。組織から奪い取り、そのままポールの母の家に。病院では帰ってこないノエミに、エレーヌが拉致したのでは?という話になってしまう……。
2007.06.10 (Sun)
アメリカン・スプレンダー(2003 米)
ハロウィンの仮装を一人「馬鹿みたい」と言ってのける周囲となじめない所のある少年は、そのまま大人になった。
クリーブランドに住むハービー・ビーカー(ポール・ジアマッティ)は二度の結婚に失敗した、病院のカルテ係。ガレージセール回りが趣味で、掘り出し物のレコードを収集・売買し、コミックを書きたいと思いはするが枠線も引けない中年男。ガレージセール回りで知り合ったロバート・クラムは、やがてクリーブランドを出て成功して我が身に引き比べてしまう。
ある時、ハービーは子供向けでない、自分の日常をコミックにしようと思いつく。皮肉と悲哀とが混じった作風をクラムも面白いと言い、ハービー原作・クラム作画の「アメリカン・スプレンダー」が創刊される。このコミック雑誌、自分の周囲をネタにしているのに周囲にすら好評で、雑誌も好評、これが縁でハービーは3度目の結婚相手ジョイスとも出会う。
政治に傾倒しているジョイスに時にうんざりし、寂しく思い、ニュースショーに出演したり、ガンになったのを闘病コミックに仕立てたり、闘病コミックが縁で養子を迎えたり。コミックは続き、それとリンクしつつも、日常は続いていく。
2007.06.01 (Fri)
アトランティスのこころ(2001 米)
ロバート・ガーフィールド(デイビッド・モース)の元に訃報が届く。少年時代の親友サリーの葬式に帰郷した彼は、そこでもう一人の親友キャロルの死も知る。3人で過ごした子供時代を、彼は思い返す。
……幼い頃に父を亡くし、田舎町に母リズ(ホープ・デイビス)と暮らすボビー(アントン・イェルチン)。11歳の誕生日に本当は自転車が欲しかったが、リズがくれたのは大人用の図書カード。不満げな息子に、リズは「父は賭け事で負けてばかり、喰っていくだけで精一杯」といつもの泣き言を繰り返す。それでも自分のための洋服は買ったりするし、いつも仕事が忙しいとボビーのことはおざなりになりがちだ。
そんな日々に新しい下宿人テッド・ブローティガン(アンソニー・ホプキンス)がやって来る。つい誕生日プレゼントなどの愚痴をもらしたボビーに、テッドは「目が悪くなってきたから新聞を読んでくれ」とアルバイトを持ちかける。「それだけじゃないでしょ?」といぶかるボビーに、テッドは追加で「奴らが近付いて来たら報せること」と条件を付ける。追加の冗談に了承するボビー。そしてボビーの、サリーとキャロルと森林公園で楽しく遊んではアルバイトをする生活が始まる。
話してみるとテッドは知的で、様々なものごとを知っていた。古今の物語、フットボールの名勝負と伝説の選手ナグルスキー
仕事に忙しいリズよりも、テッドと過ごす時間が長くなるボビー。そうすると、時々テッドの様子がおかしいことに気付き始める。魂がどこか遠くに行ってしまったような。不意に「キャロルとキスする。君の人生のどのキスも、それには及ばない」と言ったり。信じないボビーだったが、ある祭りの夜、不思議な体験をする。カード遊びの出し物で、カード使いの頭の中が見えたような気がしたのだ。
その祭りの最中、キャロルと乗った観覧車が不調で止まった。テッドの予言どおり、ボビーはキャロルにキスをした……。
2007.05.27 (Sun)
ウィスキー(2004 ウルグアイ/アルゼンチン/ドイツ/スペイン)
南米の国で小さな靴下工場を営むハコボ(アンドレス・パソス)は、毎朝、一番に出勤してくる工員マチルダ(ミレージャ・パスクアル)とともに工場のシャッターを開け、機械を起動して一日を始める。マチルダは一番の古株で、毎朝お茶を淹れてくれるが、特に仲がいいわけでも言葉を交わすでもない。
そして夜、マチルダと一緒に工場のシャッターを閉め、そのまま帰宅する。マチルダもそんな日常はハコボとたいして変わらない。工場と住まいの往復で、たまに深夜映画を一人で見る。そんな日々が続いている。
ある時、ハコボはブラジルに暮らす弟エルマン(ホルへ・ボラーニ)に手紙を書く。亡き母、弟が葬儀を欠席した母の法事を行うために、帰国を促すものだった。そしてハコボはマチルダに、弟が居る間、妻のふりをして欲しいと頼み、マチルダは了解する。
事前準備に訪ねたハコボの家は、まさに男の一人暮らしの部屋。マチルダは美容院に行ったり、自分から提案して写真館に二人の写真を取りに行ったり「笑って、ほら、ウィスキー!(にっこり)」とちゃくちゃくと準備は進んでいく。ハコボがエルマンを空港に迎えに行っている間に、マチルダはハコボの部屋を住み良く整える。
久し振りの兄弟再会にも、あまり話すことはない。それはマチルダを交えても同じこと。エルマンはブラジルで、やはり靴下工場を持ち、二人の娘を持つ父でもある。ひとりで父の残した工場を継ぎ、母の面倒をみてきた兄に対して負い目を感じつつ、そこそこの成功を収めているエルマン。その成功と陽気さに対して素直になれないハコボ……。
2007.05.18 (Fri)
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994 米)
*あらすじ*
サンフランシスコ。その夜の街を見下ろす建物の一室で、青年(クリスチャン・スレイター)は一人の男にインタビューを試みる。「職業は?」「ヴァンパイア」半信半疑の青年に向け、彼は語り始める、自分自身のことを。
……1700年代のニューオリンズで彼、農園主ルイ(ブラッド・ピット)は妻を産褥で失った痛手から立ち直れないでいた。生きる希望を失い死ぬこともできず、殺されることを望んでいたルイを、ある夜、吸血鬼が襲う。失血にあえぐルイを再訪した吸血鬼レスタト(トム・クルーズ)はルイに仲間になるか死ぬかの選択を求め、ルイは吸血鬼になることを選択する。
ルイはレスタトに吸血鬼としての生活を学ぶが、吸血で人間を殺すことはできず動物の血を吸って生き延びていく。やがてルイは周囲の目から逃れるように屋敷に火を付け、二人は都市を旅歩くようになる。
ルイは人間であることを捨てきれずにレスタトの吸血による殺人を嫌悪し、レスタトはルイの立ち位置 「吸血鬼であることは殺人者の一員であること」の無自覚を責めている。
二人の軋轢が激しさを増していくある夜、ルイはペストの蔓延する街をさまよい、あばら屋で死んだ母親に取りすがって泣く少女を発見する。思わず少女を抱き上げたルイは、気付けば少女の血を吸っていた。
追いかけてきたレスタトはそのルイに喜ぶが、我に返ったルイは自分の所業に愕然とし罪の意識に打ちのめされる。そんなルイに、レスタトはあの少女クローディア(キルステン・ダンスト)を差し出す。「彼女を死なせるか? 仲間にするか?」ルイは殺すことも仲間にすることにも同意せず、結果としてレスタトのクローディア吸血鬼化を許してしまう。レスタトは彼女を“娘”とすることで、ルイを自分の側に留め置いたのだ……。
サンフランシスコ。その夜の街を見下ろす建物の一室で、青年(クリスチャン・スレイター)は一人の男にインタビューを試みる。「職業は?」「ヴァンパイア」半信半疑の青年に向け、彼は語り始める、自分自身のことを。
……1700年代のニューオリンズで彼、農園主ルイ(ブラッド・ピット)は妻を産褥で失った痛手から立ち直れないでいた。生きる希望を失い死ぬこともできず、殺されることを望んでいたルイを、ある夜、吸血鬼が襲う。失血にあえぐルイを再訪した吸血鬼レスタト(トム・クルーズ)はルイに仲間になるか死ぬかの選択を求め、ルイは吸血鬼になることを選択する。
ルイはレスタトに吸血鬼としての生活を学ぶが、吸血で人間を殺すことはできず動物の血を吸って生き延びていく。やがてルイは周囲の目から逃れるように屋敷に火を付け、二人は都市を旅歩くようになる。
ルイは人間であることを捨てきれずにレスタトの吸血による殺人を嫌悪し、レスタトはルイの立ち位置
二人の軋轢が激しさを増していくある夜、ルイはペストの蔓延する街をさまよい、あばら屋で死んだ母親に取りすがって泣く少女を発見する。思わず少女を抱き上げたルイは、気付けば少女の血を吸っていた。
追いかけてきたレスタトはそのルイに喜ぶが、我に返ったルイは自分の所業に愕然とし罪の意識に打ちのめされる。そんなルイに、レスタトはあの少女クローディア(キルステン・ダンスト)を差し出す。「彼女を死なせるか? 仲間にするか?」ルイは殺すことも仲間にすることにも同意せず、結果としてレスタトのクローディア吸血鬼化を許してしまう。レスタトは彼女を“娘”とすることで、ルイを自分の側に留め置いたのだ……。
2007.05.11 (Fri)
アビス・完全版(1989/1993 米)
米国の原子力潜水艦は何者かと接触し、座礁・遭難した。救難信号を受けた海軍は近在で作業していた民間石油業者の協力を依頼、沈んだ潜水艦の調査を行うことにする。
その依頼を受けた会社は、バット(エド・ハリス)が指揮を執るディープコアにその任を与え、コフィ大尉を始めとする3人の軍人と、バッドの別居中の妻であり探査船の研究者リンジー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)をディープコアに乗り込ませる。
潜水艦の沈没はソ連の攻撃によるものか ハリケーンが吹き荒れる海面上で危機が報じられる中、潜水艦に進入しての捜査が始まる。死者がさまよう水の中、バッドと捜索をしていた乗員が近付いてくる“光るもの”を見てパニックに陥る。急遽浮上する中、しかしバットは軍人らに隠された任務があることを察する。そして軍人らはバッドの制止も振り切って独自に潜水艦に戻り(後から判明するが)核弾頭を回収した。この行動が後の悲劇を生む。
ディープコアに連なる海面の採掘船はケーブルで海底に係留しており、ハリケーンに伴い処置が必要だった。しかしこの調節ができず、採掘船はハリケーンに押されて海面を流れ、この影響からディープコアは破損、乗員の死亡と深海での孤立を余儀なくされてしまう。
この状況はバッドら乗員よりも、核弾頭を抱えるコフィにより多くの重圧を感じさせることになる……。
その依頼を受けた会社は、バット(エド・ハリス)が指揮を執るディープコアにその任を与え、コフィ大尉を始めとする3人の軍人と、バッドの別居中の妻であり探査船の研究者リンジー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)をディープコアに乗り込ませる。
潜水艦の沈没はソ連の攻撃によるものか
ディープコアに連なる海面の採掘船はケーブルで海底に係留しており、ハリケーンに伴い処置が必要だった。しかしこの調節ができず、採掘船はハリケーンに押されて海面を流れ、この影響からディープコアは破損、乗員の死亡と深海での孤立を余儀なくされてしまう。
この状況はバッドら乗員よりも、核弾頭を抱えるコフィにより多くの重圧を感じさせることになる……。
2007.04.05 (Thu)
アイデンティティー(2003 米)
*あらすじ*
嵐の夜、車に轢かれた妻アリスを抱えたジョージが、息子ティミーを連れて助けを求めたのは、ラリーが管理する豪雨に隔絶された一件のモーテルだった。彼らを連れてきたのはアリスを撥ねた運転手・元警官のエド(ジョン・キューザック)。
彼は「こんなモーテルに泊まるなんて」と憤懣やるかたない雇い主・落ち目女優キャロラインを置き去りに、救助を求めてモーテルを出るが、周囲はモーテル同様電話は不通、携帯電話もなく、道は冠水していたため、やむなくモーテルに引き返す。
この夜、モーテルには同じように豪雨に閉じこめられた客がいた。フロリダに帰って農場暮らしをしたいパリス(アマンダ・ピート)、新婚のジニーとルー、囚人を護送中の警官ロード(レイ・リオッタ)……。
そしてまた嵐の夜。執行を明日に控えた死刑囚の審議のため、その判決を下した判事、弁護士が死刑囚の到着を待っていた。弁護人は囚人の日記を示し、弁護側の医師は、囚人には乖離性同一障害の可能性があると告げる。死刑囚の犯した凄惨な殺人事件は、彼マルコム(プルイット・テイラー・ヴィンス)の分裂した殺人者の人格が行ったのだ、と。
モーテルの夜、電話をかけに外に出たキャロラインが襲われる。悲鳴を聞いて起き、不審を覚えて彼女を探したエドはコインランドリーの中で転がる彼女の首を発見する。もしやと思い囚人の様子を見に行くと、その姿はなく彼の犯行だろうと危機感が高まる……。
嵐の夜、車に轢かれた妻アリスを抱えたジョージが、息子ティミーを連れて助けを求めたのは、ラリーが管理する豪雨に隔絶された一件のモーテルだった。彼らを連れてきたのはアリスを撥ねた運転手・元警官のエド(ジョン・キューザック)。
彼は「こんなモーテルに泊まるなんて」と憤懣やるかたない雇い主・落ち目女優キャロラインを置き去りに、救助を求めてモーテルを出るが、周囲はモーテル同様電話は不通、携帯電話もなく、道は冠水していたため、やむなくモーテルに引き返す。
この夜、モーテルには同じように豪雨に閉じこめられた客がいた。フロリダに帰って農場暮らしをしたいパリス(アマンダ・ピート)、新婚のジニーとルー、囚人を護送中の警官ロード(レイ・リオッタ)……。
そしてまた嵐の夜。執行を明日に控えた死刑囚の審議のため、その判決を下した判事、弁護士が死刑囚の到着を待っていた。弁護人は囚人の日記を示し、弁護側の医師は、囚人には乖離性同一障害の可能性があると告げる。死刑囚の犯した凄惨な殺人事件は、彼マルコム(プルイット・テイラー・ヴィンス)の分裂した殺人者の人格が行ったのだ、と。
モーテルの夜、電話をかけに外に出たキャロラインが襲われる。悲鳴を聞いて起き、不審を覚えて彼女を探したエドはコインランドリーの中で転がる彼女の首を発見する。もしやと思い囚人の様子を見に行くと、その姿はなく彼の犯行だろうと危機感が高まる……。












小心者は私も同じです(笑)なかなか御挨拶もままならず…。挨拶すらしていいものやらと、無用にどきどき(苦笑
「ゴンゾウ」は脇を固めるキャストだけでも外れ谷野