2007.06.28 (Thu)

真夏の出来事(1996 米)

 夏の別荘島で、結婚間もない歳の離れた夫ジョージ(ハーヴェイ・カイテル)と過ごすナタリー(キャメロン・ディアス)。二人は判事と元薬中患者の間柄。ナタリーは今までの男運の悪さを嘆くが今は幸せで、それを島管理をしているナタリーの幼馴染みランス(クレイグ・シェファー)も見守っている。
 ジョージとランスが夜釣りに出掛けたある夜、ナタリーの元恋人ケント(ビリー・ゼーン)が盗んだボートに乗ってやって来る。訪問の葉書を出したというケントだが、ナタリーは見ていなくてびっくりする。和やかに夜が明け、ジョージたちが帰ってくる音に目を覚ましたナタリーは、ベッドでケントが死んでいるのを発見する。
 ケントからのプレゼントを隠し、着ていた服を海に投げ捨て、死体を床下収納に隠すなど、咄嗟に証拠隠滅を謀るナタリー。様子がおかしいナタリーの話を聞こうと、ジョージは床下収納の上のテーブルセットに座り、浮き上がった蓋を「座りが悪いな」と押しつける。ナタリーはその折れる音に気分を悪くし席を離れたが、その間にジョージはケントのプレゼントや痕跡を発見してしまう。
 ナタリーは簡単にケントの首が折れた死体を見せてしまう。ジョージの頭をセンセーショナルな見出しが行き来するも、警察に届けようとする二人だが、その為には全裸のケントに服を着せなければならない。
 けれど海に流した服は見つからず、ひょんな会話から新事実が発覚。様々なものを空き容器に保存する癖のあるジョージ。もともと心臓が弱かったケントは、ジョージがウォッカの瓶に保存していたメタノールを誤飲、心臓発作を起こして死んだらしい。しかしその“ウォッカの瓶”は見つからない……。


 

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

20:03  |  映画 ま行  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.06.11 (Mon)

ムーンライト・マイル(2002 米)

 ジョー(ジェイク・ギレンホール)は海の上を渡っている。電話のベルが鳴って、目が覚める。着替えをしていると階下ではベン(ダスティン・ホフマン)が電話に出ている。ひっきりなしに鳴る電話にはジョージョー(スーザン・サランドン)もうんざり顔だ。そして3人は家を出て墓地に向かう。ベンとジョージョーの一人娘、ジョーの婚約者ダイアナを、墓地に埋めるために。
 集まった参列者の悲しみと同情に、むしろ3人は辟易している。ダイアナは事件に巻き込まれて殺された。自分の恋人であるウェイトレスを撃ちに来た男の流れ弾に当たってしまったのだった。
 「言うのよ」と促すダイアナの夢。
 未だ3人で暮らしているジョーは、ベンに頼まれ結婚式の招待状を止めに行く。郵便局員バーディ(エレン・ポンペオ)は最初ジョーが何者か知らなかったが、やがて気付き、回収を手伝ってくれた上、豪雨をついて回収し漏らした招待状を家まで持ってきてくれる。彼女を家、というか店まで送ったジョーは、話す内になんだか穏やかでない気分になって一人悪態をつく。
 ダイアナと結婚していれば、ジョーはベンの仕事を手伝うはずだった。ベンはその予定を変えようとせず仕事相手、街の買収を進めるパートナーにジョーを紹介する。その帰り、ベンはダイアナとうまくいってなかった話をする「君がいてくれて良かった」。
 帰宅すると、物書きであるジョージョーが書けずに苦しんでいた。更にダイアナの友人たちが形見分けをもらいに来るのに苦い顔。彼女たちはダイアナを悼むというより、店棚をあさるよう。ほぼ無理矢理に彼女たちにバーまで連れ出されたジョーは、そこでバーの女主人としてのバーディに再会する……。



 

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

22:08  |  映画 ま行  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.06.09 (Sat)

ミッドナイト・ラン(1988 米)

*あらすじ*
 元シカゴ市警の賞金稼ぎジャック・ウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)が保釈屋の所で受けた今度の依頼は、マフィアであるセラノ(デニス・ファリーナ)の金を盗んで慈善に寄付した会計士デューク(チャールズ・グローディン)を捜し出し、シカゴに連れ戻ること。
 保釈屋は事情を知らずに保釈金45万ドルを貸したが、デュークがセラノに殺されてしまえば回収できない。足下を見たこと、5日後の夜までという期限付きから、ジャックは10万ドルの報酬で引き受ける。
 警官時代のつてからデュークの逮捕記録を見、ニューヨークへ飛んだジャックは、さっそくにもセラノを追うFBI捜査官モーズリ(ヤフェット・コットー)に「手を出すな」と威圧される。反対に身分証をすり取ったジャックは最大限それを活用し、たちまちデュークを捕まえる。飛行機でひとっ飛びと考えるジャックだったが、デュークの飛行機恐怖症で列車旅を余儀なくされる。
 けれどこれがいい目に出る。
 飛行機に乗ることはセラノにも、保釈屋の電話を盗聴するFBIにもばれていたため、捕まらずに済んだのだ。しかし当てが外れた保釈屋は別の賞金稼ぎドフラー(ジョン・アシュトン)を雇い、ドフラーは列車に乗り込みジャックを襲うがすぐに叩きのめされる。ジャックはモーズリ名でドフラーの逮捕を依頼し、駆けつけたモーズリはドーソンを尋問するがらちが明かず腹に据えかねる様子……。





 とにかくテンポがよい。音楽もコミカルで、モーズリの後手後手さが楽しい。向かってはのされ、モーズリに引き渡されて煙草を取られたまんまになるドフラーも面白い。
 結構、モーズリの噛ませ方が面白かったんだな〜、私は(^_^;)
 デュークは堅そうな会計士で、最初はしきりにジャックを買収して逃走しようとする。それを断固断るジャック。
 そうした姿勢、警官を辞めた理由が、デュークにジャックへの歩み寄りをもたらす。
 切羽詰まった感が事態を転がして、やっかいな方向へ方向へと進んでいく基本的はバディ物の定番ちっくなロードムービー?
 秀作です。おもしろい〜(^o^

  

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

21:18  |  映画 ま行  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.04.25 (Wed)

ミニミニ大作戦(2003 米)

*あらすじ*
 ある朝、ステラ(シャーリーズ・セロン)は父ジョン(ドナルド・サザーランド)から電話を受ける。今イタリア、ヴェニスにいると話すジョンに「仮釈放中なのに…」とステラは渋い顔。ジョンは名うての金庫破りであり、ヴェニスには『仕事』に来ていたのだ。
 今度のチームはチャーリー(マーク・ウォルバーグ)、ナップスター(セス・グリーン)、スティーブ(エドワード・ノートン)、レフト・イヤー(モス・デフ)、ハンサム・ロブ(ジェイソン・ステイサム)の6人。
 仕事の指揮はチャーリーが執る。ナップスターは現場を図面化して状況を操り、レフト・イヤー作製の繊細な爆弾を使って、潜入したスティーブが床2枚をぶち抜いて金庫を地下水路まで落としこむ。ダミーの金庫をボートに乗せたハンサム・ロブが派手に水路を逃走して追っ手を煙に巻くうちに、ジョンが本物の金庫を破って中の金塊を盗み取る。
 大掛かりな作戦は、すべてが思い通りに運び、皆は金塊を前に祝杯を挙げた。ジョンはチャーリーに一目置き「泥棒には二種類いる。金のために盗む奴と、盗むことに楽しみを感じる奴だ。俺は後者だが、おまえはそうなるな」チャーリーにとっても、ジョンは父親のような存在だった。
 皆で楽しく金の使い道を考えた帰り道、状況は急転、スティーブが裏切り金塊すべてが奪われる。ジョンは殺され、チャーリーらは氷河の海に投げ出された…。
 1年後、アメリカ。
 ステラは錠前業者として警察にも頼りにされるようになっていた。そこへ不意に現れたチャーリーは、彼女を『仕事』に誘う。「スティーブの居所を掴んだ。あいつから金塊を取り返そう」ステラは反発し悩むが、父のために仲間に加わることを決める。
 厳重なスティーブの警備も何のその、皆の仕掛けと情報捜査、そしてステラの思い切りでいよいよ決行の日が来る。しかしアクシデントによって、スティーブはチャーリーらが生きていること、今や自分の金塊が強奪の危機にあることを知る。
 持ち札は互いに見せ合った。金塊を国外に持ち出そうとするスティーブ。それを途中で奪い取ろうとするチャーリー。あらゆる手段を駆使した攻防戦が始まった    






*コメント*
 タイトルに高をくくった自分を反省(笑
 ちゅーか、タイトル変えて劇場にかけ直したら絶対そこそこヒットする!
 それくらいの快作、リメイクだからこのタイトルなのでしょうが、このままB級の皮をかぶせられてしまうのは正直もったいないな〜(>_<)

 とにかく面白い(*^_^*)テンポよく進む場面、会話。人数はぎゅっと多いが、キャラが立ってるからそれぞれが程良い。
 パターンで言えば「オーシャンズ11」と同じだけれども、私はこちらの方が好き。逆に「オーシャンズ11」は、いまいち好きになれなかったのさ〜。
 そして何といっても、盗みの豪快さと、印象的な繰り返し。
 仕事の手法としては同じだけれど、それを使うことがまた心憎いと感じさせるのは脚本の巧みだろう。そしてなにより、スティーブの自滅の原因が「想像力のなさ」というのが皮肉が効いている。
 金塊山分けで「何を買う?」と聞かれた時、スティーブだけが使い道を考えつかなかった。その描写がラストに再び効いてくる妙。
 空飛ぶミニクーパーの爽快さ、悪役然とした人物の破滅に素直に「ニヤリ」と笑えるのが楽しい。
     

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

12:29  |  映画 ま行  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.02.27 (Tue)

ムーラン・ルージュ(2001 米)

*あらすじ*
 1900年パリ、モンマルトル。上京したての作家志望クリスチャン(ユアン・マクレガー)は同じアパートの住人が考案するショー作りに引っ張り込まれる。ロートレックを初めとするボヘミアン若手創作者たちは『ムーラン・ルージュ』での成功を願う作家たち。
 『ムーラン・ルージュ』は一大歓楽の坩堝ともいえるダンスホール、この支配人と、歌姫である高級娼婦サティーン(ニコール・キッドマン)に気に入られようと、ロートレックらはクリスチャンを紳士に仕立て上げてホールに乗り込む。
 一方、支配人とサティーンは同じこの夜、客である公爵を巧くたらし込んで資金を出させようと目論んでいた。しかし偶然からサティーンは目標を誤り、クリスチャンを公爵と間違えて誘惑。サティーンに一目惚れしたもののあまりに積極的な彼女に戸惑うクリスチャンは咄嗟に愛の詩を朗読し、結果、サティーンもクリスチャンを愛するように。
 しかし所詮は取り違えの出来事。本来の誘惑対象である公爵もサティーンの部屋を訪れ、抱き合う現場を見られてしまう。二人と覗き見していたロートレックたち、公爵を繋ぎ止めておきたい支配人は、取り繕うために新しいショーをでっち上げ、これに対して、サティーンへの執着込みで公爵との出資話がまとまる。そしてクリスチャンとサティーンの隠れて愛し合う、ショーの稽古の日々が始まる。公爵への危機の中で、徐々に愛は深まるが、それは永遠の別れへの始まりでもあった…。






 えー、公開当時、映画館で予告編を見ました。。。こんな話だったのかっΣ(゚Д゚)
 前半は古き良きコメディミュージカルを目指して、、、大コケした印象。途中「ロクサーヌの歌(?)」で持ち直すものの、どーにも私的バカ映画の域を脱し得ず(苦笑)
 唄っている歌も耳馴染みの曲が多いのはいいの、悪いの? それともここが初出?って訳でもなさそうな(-_-;)
 全体的に現代チックな演出、物言い、風俗なので、なんで前世紀の時代設定にしたのやら。単にムーラン・ルージュのネームバリューを利用せんがためなのか。
 予告編を信じてはいかんとつくづく…(=_=)
   
 

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

14:28  |  映画 ま行  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2007.01.08 (Mon)

ミリオンダラー・ベイビー(2004 米)

 ボクシングジムのオーナー兼トレーナー・フランキー(クリント・イーストウッド)は、困惑していた。ジムに入ってきたボクサー志望のウェイトレス・マギー(ヒラリー・スワンク)に「トレーナーになってくれ」と言われ続けていたからだ。
 女のトレーナーにはならない、と断っていたフランキーだったが、育てていたボクサー・ウィリーが移籍した挙げ句、タイトル戦に勝ったことから、マギーのトレーニングを請け負うことを思い立つ。
 そして鍛えていざ試合、という段になって自分でなく他のトレーナーをマギーにつけた。納得いかないままマギーは試合に臨んだが窮地に陥る。フランキーはそれを見ていられずトレーナーを降ろし、以降自分がマギーのトレーナーになる。
 本格的に試合に出るようになったマギーは、めきめき頭角を現し負け知らずのボクサーとなる。けれどフランキーはマギーにタイトル戦を受けさせなかった「あと2、3戦必要だ」と言って。しかしこれはかつてウィリーに言い続けた台詞でもあった…恐れていたのだフランキーは、ボクサーがいずれ傷つき何もかもを失うことを…。
 元フランキーの選手であり、引退したボクサー・スクラップ(モーガン・フリーマン)を通して語られる栄光と悲劇の物語。







 前半はボクサーであること、そして後半はボクサーであったことと生き続けることについて。
 救い人が救われることがあるのだろうか。
 ボクサーとトレーナーを取り巻く、あまりに冷淡な状況。
 二人が親愛の絆で結ばれていくのは必然。
 急な栄光と、あまりにも急激で悲しい挫折の物語。

 

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

19:39  |  映画 ま行  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | HOME |