2008.06.22 (Sun)
監査法人 第2回「800億円の裏帳簿」
200806 NHK 土曜ドラマ枠
<野球中継のため冒頭見逃し>
急いで会社を出ようとする若杉を待ち「私用電話」を咎める山中「浮ついてると主査を外されるわよ」言うだけ言って、さっさと帰る。
何ね? この人は?(・_・
倉庫火災を起こした食品メーカー・飛鳥屋に、主査として監査に入る若杉ら一同。この抜擢に、上司である吉野(勝村政信)・小野寺(豊原功補)の評価は高い「若杉は数字に対する独特な嗅覚を持っている」案外、大物かもよ?と笑いあう二人。
「サプライズマートの時も、若杉がきっかけだったかもしれない…」東都銀行の暗躍。もっと早くそれに気付けば、と小野寺には悔いがある。「サプライズマートの破綻も防げたかもしれない」
おまえは正しい仕事をした、との吉野の慰めも小野寺には届かない。
「今の篠原理事長(橋爪功)のやり方では、ジャパン監査法人は崩壊する」
果たして、監査において若杉は、火事損失の計上がないことを怪しんでいた。飛鳥屋は「倉庫管理を他社、あおなみ興産に管理料を払って、一括管理依頼している。会計上、何の問題もない」と言い切る。
では、なぜ飛鳥屋社長が火事謝罪会見を?「対外的には、飛鳥屋の起こした火事だからです」
あおなみ興産を調べるべきとする若杉・山中を、吉野はなだめる。「別会社の監査は違法だ。それに、あおなみ興産の会計監査を承認しているのは、篠原理事長の恩師、鈴本会計士だ」
吉野は、篠原の期待を受けている出世頭。会食に同席する飛鳥屋社長中村(綿引勝彦)、大手都銀・東都銀行頭取国友(竜雷太)。
篠原は吉野に語るように告げた。「大事なのは時代に流されず、今まで通りのやり方を守ることだ」老獪に、したたかに、厳格監査に反意を示す経済者たちを前に、うつむく吉野。
その頃、小野寺は財務局に赴いていた。以前に調査し直したサプライズマートの監査調書から発見した、東都銀行の利権の流れ。「現在の銀行のやり口は、日本の将来を喰い殺そうとしている」そのためにも監査の厳格化が必要だと官僚は言う。
「監査の厳格化のためなら」と、小野寺は言った。「協力は、惜しみません」……。
* * *
張りぼての気配がするよ!
大仰な題材、豪華な俳優陣、浅い人物造形とありえない状況!
若杉は部下を使えばいいのに。主査って一番偉いんじゃないの?(^_^;
怒りを振りまく若杉には人望はなさそうだ……(=_=)またしても会計士という仕事での悩みを、今度は篠原のせいにしてるし(汗
冒頭を見逃してるから大きなことは言えないが、今回の笑い所・山中(笑
頭で若杉に言う台詞も台詞だが、吉野への態度が凄まじい。それまで「先輩」と慕い描写があるから、とはいえ今回のカリカリ怒りをぶつける様とか(^_^;
最後の台詞は「えええええ( ̄□ ̄;)!! 何この人!」とのけぞりましたですよ。
いくら思っていた像と違うからって人品を疑われる罵りではないですか! 恋人だったとか? そうでなくてはあの言葉遣いはないでしょー。
ああ、下司の勘ぐりですか、そうですか(=_=
山中の描写の不幸は、若杉の感情と不可分な所にある、と私は思う。
公に対しての怒りをぶつける若杉と、対個人への怒りを体現する山中。
ここに振られた役割にジェンダーを感じるのは、私自身がジェンダー理解が生半可なんだろうか、とは思いもする。で、山中が男性だったらと夢想してみる。……イヤ、あの暴発はナイって、やっぱり(笑
魚住の立ち位置も、微妙だ。商品への愛着と思い出、だからって内部告発するのに葛藤が薄すぎるし、唐突すぎる気がした。
確定証拠で大局を知り「潰れる?」と言うくらいだから、自分の行動を理解してないことが推察出来る。とゆーことは、軽々しい人、ということでいいのだろうか……(=_=
そして大笑いポイント、帳簿管理室!! ヽ(´▽`)ノ
二重に鍵の掛かった小部屋、大きな金庫、警察御用達取り調べライトで手元を照らし、帳簿を綴る魚住描写(笑
しかも監査のために帳簿をコピーする様がまた、笑える。照明も付けずに金庫から出した帳簿を、真っ暗なフロアでコピーする「早く早く」と呟きながら。
どこのハリウッド映画ですか!(;´Д`)ノ 余計に怪しいって!(笑
その中で、篠原の言動は一貫性があって面白い。厳格監査は誰の為の正義か。馴れ合う現実こそが、真実。
厳格監査に拘る小野寺を「誰しもが理想に燃える時期がある」と理解し、その申し子である若杉の自分への怒りを理解する。あまつさえ、そうして刃向かってくる若杉の若さを愛でている節もある。
主人公を視聴者側に近い若杉・山中に据えているため、おそらく「倒される対象」であろう篠原。小野寺の抱える「厳格監査」の「正義」によって、確固たる己を持っている彼がどう変化するのかが楽しみだ。
真の主人公は、篠原なのかも知れない。
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<野球中継のため冒頭見逃し>
急いで会社を出ようとする若杉を待ち「私用電話」を咎める山中「浮ついてると主査を外されるわよ」言うだけ言って、さっさと帰る。
何ね? この人は?(・_・
倉庫火災を起こした食品メーカー・飛鳥屋に、主査として監査に入る若杉ら一同。この抜擢に、上司である吉野(勝村政信)・小野寺(豊原功補)の評価は高い「若杉は数字に対する独特な嗅覚を持っている」案外、大物かもよ?と笑いあう二人。
「サプライズマートの時も、若杉がきっかけだったかもしれない…」東都銀行の暗躍。もっと早くそれに気付けば、と小野寺には悔いがある。「サプライズマートの破綻も防げたかもしれない」
おまえは正しい仕事をした、との吉野の慰めも小野寺には届かない。
「今の篠原理事長(橋爪功)のやり方では、ジャパン監査法人は崩壊する」
【More】
果たして、監査において若杉は、火事損失の計上がないことを怪しんでいた。飛鳥屋は「倉庫管理を他社、あおなみ興産に管理料を払って、一括管理依頼している。会計上、何の問題もない」と言い切る。
では、なぜ飛鳥屋社長が火事謝罪会見を?「対外的には、飛鳥屋の起こした火事だからです」
あおなみ興産を調べるべきとする若杉・山中を、吉野はなだめる。「別会社の監査は違法だ。それに、あおなみ興産の会計監査を承認しているのは、篠原理事長の恩師、鈴本会計士だ」
吉野は、篠原の期待を受けている出世頭。会食に同席する飛鳥屋社長中村(綿引勝彦)、大手都銀・東都銀行頭取国友(竜雷太)。
篠原は吉野に語るように告げた。「大事なのは時代に流されず、今まで通りのやり方を守ることだ」老獪に、したたかに、厳格監査に反意を示す経済者たちを前に、うつむく吉野。
その頃、小野寺は財務局に赴いていた。以前に調査し直したサプライズマートの監査調書から発見した、東都銀行の利権の流れ。「現在の銀行のやり口は、日本の将来を喰い殺そうとしている」そのためにも監査の厳格化が必要だと官僚は言う。
「監査の厳格化のためなら」と、小野寺は言った。「協力は、惜しみません」……。
* * *
張りぼての気配がするよ!
大仰な題材、豪華な俳優陣、浅い人物造形とありえない状況!
若杉は部下を使えばいいのに。主査って一番偉いんじゃないの?(^_^;
怒りを振りまく若杉には人望はなさそうだ……(=_=)またしても会計士という仕事での悩みを、今度は篠原のせいにしてるし(汗
冒頭を見逃してるから大きなことは言えないが、今回の笑い所・山中(笑
頭で若杉に言う台詞も台詞だが、吉野への態度が凄まじい。それまで「先輩」と慕い描写があるから、とはいえ今回のカリカリ怒りをぶつける様とか(^_^;
最後の台詞は「えええええ( ̄□ ̄;)!! 何この人!」とのけぞりましたですよ。
いくら思っていた像と違うからって人品を疑われる罵りではないですか! 恋人だったとか? そうでなくてはあの言葉遣いはないでしょー。
ああ、下司の勘ぐりですか、そうですか(=_=
山中の描写の不幸は、若杉の感情と不可分な所にある、と私は思う。
公に対しての怒りをぶつける若杉と、対個人への怒りを体現する山中。
ここに振られた役割にジェンダーを感じるのは、私自身がジェンダー理解が生半可なんだろうか、とは思いもする。で、山中が男性だったらと夢想してみる。……イヤ、あの暴発はナイって、やっぱり(笑
魚住の立ち位置も、微妙だ。商品への愛着と思い出、だからって内部告発するのに葛藤が薄すぎるし、唐突すぎる気がした。
確定証拠で大局を知り「潰れる?」と言うくらいだから、自分の行動を理解してないことが推察出来る。とゆーことは、軽々しい人、ということでいいのだろうか……(=_=
そして大笑いポイント、帳簿管理室!! ヽ(´▽`)ノ
二重に鍵の掛かった小部屋、大きな金庫、警察御用達取り調べライトで手元を照らし、帳簿を綴る魚住描写(笑
しかも監査のために帳簿をコピーする様がまた、笑える。照明も付けずに金庫から出した帳簿を、真っ暗なフロアでコピーする「早く早く」と呟きながら。
どこのハリウッド映画ですか!(;´Д`)ノ 余計に怪しいって!(笑
その中で、篠原の言動は一貫性があって面白い。厳格監査は誰の為の正義か。馴れ合う現実こそが、真実。
厳格監査に拘る小野寺を「誰しもが理想に燃える時期がある」と理解し、その申し子である若杉の自分への怒りを理解する。あまつさえ、そうして刃向かってくる若杉の若さを愛でている節もある。
主人公を視聴者側に近い若杉・山中に据えているため、おそらく「倒される対象」であろう篠原。小野寺の抱える「厳格監査」の「正義」によって、確固たる己を持っている彼がどう変化するのかが楽しみだ。
真の主人公は、篠原なのかも知れない。
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でも聴いて嬉しかったり楽しかったりは変わりませんよね!
ありがとうございました〜。谷野